土産空間
e0087225_023040.jpg 日だまりの午後、最近お気に入りのCDをかけると、Milanoの10 Corso Como でのひとときを思い出す。廃工場を利用したセレクトショップは、たくさんの緑に覆われてぱっと見には中庭の広いアパートのような雰囲気だ。大きな窓から明るい太陽が降り注ぐ洋書とCDのコーナーでぼんやりとうろついていると、感じの良いボサノバの曲がかかり、カミさんと顔を見合わせて「これだ」と意見が合った。
 イタリアと言えばかつてはデザイン大国として日本の市場にも多くの洒落た製品が席巻していたが、今、改めてイタリアのショップを見回すと、センスの良いものは日本製や北欧製のものばかりが目立つ。ファッションストリートを見て回っても、イタリアよりもアメリカやECの他の国が目立っている。廃工場の跡地で次から次へと目を奪う商品は、ほとんどがイタリア以外からのものだった。
 CDのジャケットを何の気なしに取り上げてみると、今流行のDJがまとめたコンピレーションアルバムは、ドイツのレーベルがスペインでレコーディングしたものだった。調べてみると日本でも手にはいるらしいこのCD、イタリアのお土産と言うよりイタリア旅行の思い出の一部と言った方が正しいだろう。それでも、物憂げな暖かい日差しの下にはぴったりの一枚だ。

Bossamotion

DJ Red Buddha / Blue Flame


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by marshM | 2009-05-15 23:59 |
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