Firenzeの気軽な食事
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 イタリアと言えば食である。このイメージは二十歳の頃から変わらない。色んな雑誌や本でイタリア料理に触れ、実際に国内の店で食べてきたが、やはり本場イタリアで食べるイタリア料理に勝る物はない。その全てが日本に伝わってくる事は決してないのだから。
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 Firenzeで晩飯に出かけた時間が遅くなり、難民のようにさまよった挙げ句たどり着いたのがVia dello Studio にある『i Mangiarino』。Firenzeでしっかりディナーを食べようと思うと予約なしではどこもすぐには受け付けてくれない。仕方なく歩き回ってカミさんが嗅ぎ分けた店だ。相変わらず美味い店に鼻が利く。
 ここは店頭でイタリアのスローフード、ハムやチーズを切り売りしている店だが、奥にはテーブルがあってパスタやドルチェも出してくれる。アンティパストにその店頭で売られている数々のハムやチーズを盛り合わせにしてもらうオススメ料理を頼んだら、これが最高に美味かった。写真ではチーズとパンに埋もれているが、中でもフィノキヨーナと言うサラミや、豚の鼻や耳と言った顔の部分を煮こごりにしたソプラサーダがとても美味く、Firenzeでしか食べられないのだそうだ。
 ソプラサーダと聞いてどこかで聞き覚えがあると思ったら、マヨルカ島で食べたソブラサーダを思い出した。検索してみると、ソブラサーダはイタリアが発祥だとか。マヨルカのソブラサーダはトマトと香辛料が利いた肉のソーセージだが、どこかで繋がりがあるのだろう。
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 そしてあちこちのブログで見かけて是非食べてみたかったランプレドット。トリッパに似た料理だが、胃だけを使っているとか。写真はダンテの家と同じブロックにある壁に埋まったようなパニーニの店。店の中でカウンターに腰掛けても良いし、窓から注文して外で食べても良い。トリッパというと臭いが苦手な人もいるのだが、柔らかく煮込まれた具と煮汁がパニーノに染みて、上からかけた香辛料がピリッと利いて非常に美味い。
 ランプレドットのパニーノはあちこちに屋台が出ているのだが、雰囲気的に良さそうなのでここの店にした。あちこち食べ比べてみれば良かったが、こちらの胃が保ちそうにないので断念した。
 他にも美味しい店はたくさんあったが、予約無し、気軽に食べられるこの二つの店はこのためだけにももう一度Firenzeを訪れても良いと思えるほど記憶に残った。


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by marshM | 2009-04-23 23:59 |
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