幼稚園児
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 海外旅行で一番困ることは言葉が通じるかどうかだ。その国の言葉で挨拶を交わすだけで、後は英語とゼスチャーのみだとしても対応は格段に違ってくる。幸い私たちの場合はカミサンがイタリア語が堪能なので困ることはまずない。私も英単語の羅列で頼りない助け舟を出す。
 イタリア語をペラペラと操るカミさんと一緒に行動していると、耳がだんだん慣れてくるのだろう、使用頻度の高いセンテンスからなんとなく記憶に残るようになってくるのが面白い。
 例えば「アローラ」は「さて・・・」、「イル・コント・ペルファボーレ」は「お会計お願いします」、発泡水は「アックア・コン・ガサータ」、ピッコロにグランデにお腹いっぱいもうバスタ、といった具合。まるで夕飯の買い物にくっついてきた幼稚園児が母親の交わす会話から少しずつ言葉を拾って覚えていくようだ。
 イタリアに来て8日目、イタリア人としてはまだ歩き始めたばかりのほんの幼子は、ムラーノ島に渡って本物のヴェネツィアングラスで目の保養をしてきた。ムラーノ島は観光地ヴェネツィアの中でもさらに観光に特化した場所。ちょっと見どこかのアトラクションかと見まがうような風景だが、窓から中を覗けばちゃんとそこに住む人々の生活がある。
 たくさん並ぶベネツィアングラスの店の中からここぞという場所に足を踏み入れると、同年代くらいの女性店主は川崎のガラス工芸学校に関係していたらしく、日本をよく知っている人だった。という話を聞きだしたのはやはり私ではなくカミサンだったのだが。
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by marshM | 2009-04-09 23:59 |
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