ヴェネツィアの苦難
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 フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からEuroStarに乗り、一路サンタ・ルチア駅へ。イタリア旅行第二の都市、魅惑のヴェネツィアに入った。水上に構築された都市は水位の上昇でいつか海に沈んでしまうと噂の絶えない場所だ。まだ原形を留めているうちに訪れておきたかった憧れの街だ。
 お昼過ぎに着いた列車を降りると、駅前のVapporetto(水上バス)のチケット売り場は、いま降りた列車の乗客で長蛇の列。今回取った宿はサンタ・ルチア駅から橋を2つ渡った徒歩7分のところと聞いていたので、海辺の暑い日差しの下をさけて歩いて宿に向かうことにした。
 ところがこれが災難の素だった。ヨーロッパは石畳の街、ベネツィアも例外ではない。そこを重いスーツケースを引いて歩くのはなかなか骨の折れる作業なのだった。その上橋は各種の船が通り易いようにアーチ上に起伏がついていて、これがまた非常に体力を使う場所なのだ。
 汗だくになってホテル近くのわき道に入ると、日陰に入っただけでヒンヤリ涼しくなるのが嬉しい。水上都市なのに南の島のような高い湿度があるわけではなく、乾燥した気候で過ごしやすいのだ。疲れた体でホテルの窓から外を見ると、運河の支路が目の前。引きつる足とは裏腹に気持ちは早く街中に繰り出したくてうずうずしだすのだった。
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by marshM | 2009-04-07 23:59 |
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